狂牛病の検査
こんだけ狂牛病の検査をやって、安全宣言出してても、国民は信用しない。この国の終焉は近いのかもしれない。
最終的には自分で決めるしかないんだがね。情報を自分で得ながら。狂牛病の検査についても同じことで、どういう風に調べてるのかの情報を得ることがまず必要だと思う。で、調べた。ELISAとウエスタンブロットを使っているのか。なるほど。…一般人にはわからんぞ。
ELISAというのもウエスタンブロットというのも、抗体の反応を利用している検査法で、生化学的にはよく使われる方法だ。ELISAっていうのは発色試薬と抗体をベターと皿に乗っけて、目的のものが抗体に引っ付いたら(あったら)変色する。敏感だが、ミスも多い(きちんとやればミスはない筈なんだがな…)。
ウエスタンブロットとは、まずタンパク質をぐつぐつ煮込んで変性させ、グリシン(アミノ酸)がいっぱいある状態で、アクリルアミドゲルの中に電気を使って押し込む。ゲルに押し込んだらメンブレンに電気を使って貼り付ける。こうやって出来たメンブレンに、試薬をかけると目的のものがあったら発色する。ある程度のタンパク質量が必要だが、正確(分子サイズが分かるからね)。
ELISAでミスするような状態じゃあ、検査自体に期待は持てんな…。俺が自分で調べたいよ、まったく。
プリオンの変性を利用した検査も出来るらしいが、検査した後のプリオンはきちんと処理しろよ。